☆☆☆☆☆

この物語の主人公カール・フレドリクセン。彼は少年時代に冒険が誰よりも大好きだった。
彼には、憧れの冒険家がいた。その冒険家チャールズ・F・マンツが行ったという南アメリカの秘境”パラダイスの滝”の冒険に想いをはせた。
そんな中、映画の帰り偶然冒険好きの女の子 エリーと知り合う。
女の子はとても活発だった。(少年は無口)
そして2人の冒険クラブが始まる。
全てが活発なエリーに押されてしまう。
ある日、そのエリーから大切なものを見せてもらった。
それは、”わたしの冒険ブック”
途中までパラダイスの滝の資料、そして途中から”いつかわたしがやること”と幼い字で大きくかいてあった。
次のページからは真っ白。そして、エリーはカールに
「いつか飛行船でパラダイスの滝に連れてって、約束よ」と言う。
ここから、二人での生活、結婚、そして。。。アルバムを見るように流れていき
そしてカールはついに一人になってしまう。
そしてカールはついに決意する。
いっぱいの風船をつけて家ごと空を飛ぶ。
大切な家・物・エリーの写真・全てを乗せてパラダイスへ向かった。
一人だったカールだったが、冒険するうちに少年とも一緒に旅をするようになり、その少年とも関わりたくないのにどんどんと反対に関わっていってしまう。
他にもどんどんと環境が変わっていった。
カールおじいさんの目的は唯一、あのパラダイスに行くことであった。
でも、それは過去の思い出に留まっていることでもあった。
でもこの冒険によってカールはあの少年時代のカールに戻れたのかもしれない。
この物語でエリーの気持ちがカールに分かることになる。
二人の生活こそが楽しい冒険だったのだと。
エリーはおじいさんが過去にこだわって生きることは知っていた。
そうなることを知っていたし、
そしてもちろん少年だったときの
あの冒険好きの本心も知っていたはずだ。
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